動画編集初心者の不安解消!結婚式ムービー作成のプロセスを経験談から解説。押さえるべきポイント

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ご結婚おめでとうございます。

結婚式は夫婦となったことを親族や親しい友人にお披露目する場面となります。

最近では、費用がかかるため、コスパが悪いからやらないという方も増えているのが現状です。

しかし、結婚式をやろうと決心されたこと是非、誇りに思ってください。

結婚式が終わった後、やってよかったと必ず思えるはずです。

5年・10年先でも思い出に浸れるはずです。ただし、限られた予算の中で、費用をかける部分、費用を抑える部分のメリハリをつけていきましょう。

そのためにも結婚式のムービー作成を自分でやろうと考えた人、もしくはムービー作成を式場に依頼するか、自分で作成するか迷っている方に、この記事を読んで、準備を進めていけば、準備の見通しを立てていくことができ、不安が少しでもなくなるようなコンテンツにしています。

パソコンスキルがエクセル、パワポ等を仕事で使う程度のPCスキルしかありませんでしたが、遜色ないクオリティーのプロフィールムービーができました。

 

まず、ムービー作成で必要なもの

・パソコン

・動画編集ソフト

・CD-R

・BGMのCD原盤

・ムービーで使用する写真

 

準備が必要になるのは、上記のものは最低限必要になると思います。

 

動画編集ソフトを選ぶ

まず、動画編集ソフトですが、私は「Filmora(フィモーラ)」を選びました。

理由は4つです。

 

まず、動画編集初心者でも、使いやすいという意見が多くあったこと。

多くの人が使っている実績があるというのは、大きなポイント。

必要とされる機能が揃っている上、価格もお手頃であることがそれだけ多くの人の期待に沿った動画編集ソフトといえるのではないでしょうか。

 

2つめは無料ダウンロード版があることです。

私は購入する前に、無料ダウンロード版をダウンロードして、Filmoraがどんなものなのか、お試しで使うことができました。

動画編集のやり方を有料スペック以外はすべての機能を体験できるため、Filmoraの使い方の理解を深めることができ、納得して、有料版のダウンロードを決心できました。

もし万が一無料ダウンロード版を使用してみて、納得がいかなければ違う動画編集ソフトを探せばいいことなので有料版を購入してから後悔せずに済むというのも安心できるポイントです。

 

3つめは、価格がお手頃である。

他の動画編集ソフトと比較して価格もお手頃であること、1年プランの6980円(税込み)でFilmoraを購入しました。

1万円もかからずに動画編集ソフトが手に入るのでお手頃かと思います。

結婚式以外で動画編集をする機会が今後もありそうであれば、少し値段は高くなりますが永久プラン8980円(税込み)もあります。

ほかの動画編集ソフトでは、値段もピンキリで、無料やFilmoraより安い金額のソフトもありましたが、使いたい動画エフェクトがなかったり、パソコンのOSに対応してない場合もあるため、注意が必要です。

 

4つめはYoutubeでのFilmoraの編集例がアップされていること

初心者に向け、Filmoraの動画編集を音声付で動画で解説をするハウツー系の動画があるため、参考にしながら、動画編集の基本操作を押さえることができるため、安心です。

基本を学べば自分オリジナルの編集へ繋げていくことができます。

 

パッケージ版(DVDとシリアル番号が同封されたものが自宅に送られる)とwebからダウンロードするものとがあり、他の口コミサイトでも、パッケージ版で購入された方がシリアル番号が納品されたDVDに付いていないため、すぐに動画編集を始められなかったことなどが多いようでしたので、webダウンロード版を選択しました。

 

写真集め

ムービー作成することが決まった段階で使用する写真をすぐに集めることです。

実家に住んでいる場合、自分で探すことができますが、実家に写真がある場合は両親にお願いして、送ってもらう必要があるためです。

写真を探す時の注意点

・思い出に浸ってしまう。

写真を集めるときにアルバム等を見ながら思い出に浸ってしまい、時間ばかり経ってしまいがちなため、ライフステージごとにどんな写真をいれたいのかあらかじめ、ムービーのストーリーをイメージしておくとスムーズに写真を集められると思います。

(例)

赤ちゃん⇒子供時代⇒小・中・高校など⇒社会人⇒2人が出会ってからの日常の様子

となるように構成するとストーリー性があっていいでしょう。

お互いの家族や親族、友人等も新郎新婦の子供時代の様子や成長の過程を知る機会にもなります。

成長の過程を家族や親族は懐かしく感じられます。

・現像された写真

また、昔の写真ですと、最近ほど携帯やデジカメ等がなかったため、データ化されていません。

現像された状態であり、これをデータにするのは苦労しました。

現像されている写真を携帯で撮影してデータをPCへ取り込みました。

・出席者がいる写真を使う。

ムービーを流している時に、一緒に写った写真があるだけで嬉しいですよね。

細かな気遣いですが、招待された側もあんがい気にしていることです。

結婚式が終わった後に「あの時の写真ムービーに使ってたね」と話題にもなったりします。

ムービーのイメージ

私は、Youtubeを見て、「この人達のムービーがいい感じ」、「この部分の演出が好みのかも」と惹かれたものをそれぞれのいいとこ取りをしていきました。

Youtubeで検索ワードに”結婚式” ”ムービー”で色々な方のムービーを見れるので、使いたいBGMであったりもイメージを膨らませることができました。

 

BGMの選曲

著作権・複製権の関係で結婚式の会場によってはBGMの選曲方法に注意事項が変わる場合があるため、詳細はプランナーさんの指示に従ってください。

私の場合は使用する音源のCDの原盤がすべて必要でしたので、ブックオフやメルカリなどで中古品や新品を手に入れました。

動画編集をして曲を入れてからCDを探したため、CDが手に入らないものがありあました。CDが手に入るBGMへ途中で選曲しなおしたという手間もありました。

著作権等に引っかからないフリーの音源もあるため、上記のような手間がかからない方法もあるため、フリーの音源をまとめたサイトも確認してみるのもひとつである。

 

動画編集のポイント

・画角サイズ

16:9に設定しましょう。←(一般的です。)

スクリーンで映像を映したときに違うサイズですと、上下または左右に黒い帯が表示されてしまう。

・写真の順番

生まれた時⇒子供時代(3~5歳)⇒小学生⇒中・高校生⇒大学生活⇒社会人⇒二人の出会ってからの様子。

内容の構成で友人たちを中心にしたくなってしまいますが、家族や親族が子供時代を懐かしく思っていただけます。また、お互いの家族もどんな子供時代を過ごしてきたのか知ることもできます。

・写真ごとに一言コメントを入れる

例えば、

・両親と公園の写真⇒「何歳の時、よく遊んでました」

・海水浴の写真⇒「毎年、海水浴に連れて行ってもらった」

・祖父母との写真⇒「夏休みは祖父母の家に泊まりに行ってました」

・学生時代の友人との写真⇒「クラスのイツメン!帰省した時は、また集まろうね。」など

ひとことコメントがあるだけで写真のイメージが膨らみますよね。

幼少期の様子を親に直接聞くのひとつです。どんな子供だったか聞いてしまいましょう。

また、普段恥ずかしくて言えなかった気持ちをムービーの中で伝えるのもいいですね。

親ヘの感謝の気持ち、職場の人、友人それぞれコメントの入れ方は自由です。

どうしても写真が見つからなかった場合は、黒い背景にコメントだけ「写真はないけど、みんなで過ごした思い出は一生忘れません。」ってコメントをいれたりしました。

・写真の切り替えエフェクト

演出の方法は好みがそれぞれあるので、どれがいいというのはないですが、

たくさんの写真を早く移り変わる演出は、年配者には結構しんどいようです。

私は写真の切り替えのエフェクトは祖父母目線でゆっくり目、成長がわかるようにしました。

動画編集していると違うエフェクトを入れなくなりましたが、ごちゃごちゃしてしまう感じがしたので、同じエフェクトを使うようにしました。

・BGM

BGMの始まりと曲の切り替えなどは音声を段々強くしたり、段々弱くするなどフェードアウトの機能を使用しました。

曲調によってもムービーの印象が変わります。Youtubeなどでアップされたムービーを参考に使いたい曲を選んでもいいでしょう。

・忌み言葉

コメントや謝辞の中で使用に注意しましょう。

不幸を連想させる言葉(忙しい⇒亡くなるという漢字がNG。)

別れを連想させる言葉(別れ、切れるなど⇒離婚をイメージさせる。)

重ね言葉(重ね重ね、ますますなど⇒再婚をイメージさせる。)

 

編集した動画を出力

DVD-Rへ作成した動画を出力します。

私の場合、プランナーさんに一度確認をしていただいた後にCDへ出力しました。

ムービーはデータ容量が高いため無料のギガファイル便を使用してプランナーさんにデータを送りました。

実際に忌み言葉については、プランナーさんに指摘をしていただいたため、忌み言葉という概念すら考えていなかったのでプロ目線でチェックをしていただけたので、安心しました。

DVD-Rに出力してから訂正があった見つかった場合、CD-Rを再度購入しなければなりませんので、そういった無駄を省くこともできました。

DVD-Rは家電量販店で300円程度で購入ができます。

 

実際の費用内訳

余談ですが、ムービー演出費用の内訳

動画編集ソフト7579円

CDの原盤3枚4053円

出力するDVD308円

合計で11940円でした。

演出ムービーの相場は5~8万程度

別途、上映機材使用料(プロジェクター・スクリーン等の使用料)がありますが、これは式場へ依頼または自分で作成した場合でも費用はかかるので金額としては変わりません。

自分で作成する方がやはり、費用を抑えることができます。

 

まとめ

私の場合、結婚式の日程までに準備期間は半年ありました。準備期間には余裕がありました。

そのため、毎日、少しづつ進めていきました。

動画編集は初めてでしたが、無事にムービー作成をすることができました。

出席者の親族からも「あの時の写真使ってたね」、職場の方からは、「子供の頃と顔が変わらないね」など、後日、感想をいただけました。

出席者の方から好評いただいたのでムービーを結婚式でやってよかったです。

また、費用を少しでも抑えられこともよかったです。

この記事を読んでいただいている方にはムービー作成のを考える一つのきっかけとして、役に立てていただければと思います。



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