専門分野別管理栄養士・認定管理栄養士にスキルアップ、個人的に早く知っておきたかったこと。

キャリアアップ 管理栄養士



管理栄養士の認定資格をお持ちですか?

これから病院の栄養士として勤務を考えている方向けに、キャリア・スキルアップをするために早い段階から考えておくべきことをまとめてみました。

知っておくだけでも、違うので名前だけでも覚えておきましょう。

 

専門資格を取る意義は?

認定資格を取得することで、さらに専門的な知識を勉強することができます。

栄養士として患者さんの治療へ専門的なアプローチが可能となり、提案できる知識の引き出しの数も増えることでしょう。

院内で専門資格を有することで希少性を認められれば、多職種からの信頼を勝ち得ることになり、さらに栄養士としての価値を高めていくことが可能です。

病院によっては、専門性が認められ、給料アップが期待できる可能性もあります。

施設基準を満たせば、NSTの診療報酬の加算などを算定することも可能になるため、栄養部門として収益に貢献できるようにもなります。

学会の加入年数・管理栄養士の勤務年数

申請の条件に関連学会の加入年数や実務経験が決められている場合があります。

いざ、取得したいと思ってもまず学会に加入しておらず、取得が先延ばしになってしまう場合があるため、認定を取得したい資格については、学会加入を急ぎましょう。

日本栄養士会認定の特定分野管理栄養士では、日本栄養士会の生涯教育制度に参加することとされており、日本栄養士会に加入していおいた方が無難だと思います。

(入会しておけば、受験料の優遇を受けられます。)

受験料・更新料

1回の申請で3万円程度、学会の加入で年会費1万円程度、5年ごとに更新料5千円程度などスキルアップのための自己投資にお金はかかります。

たくさんの認定資格を取る予定でしたら、それなりの出費になるかもしれません。

勤務先の病院によっては、補助をしてくれる場合があるので、勤務先に問い合わせしてみましょう。



専門医の指導のもと

申請の条件に専門医の指導が必要な場合があります。

勤務先の病院に専門医が在籍していなければ、取得は難しくなるため、これについては就職する段階で取得できる可否が決まってしまう可能性が高いかもしれません。

(非常勤でクリニックに従事するのは、可能性がある場合も。)

学会発表・症例報告・認定試験

認定を受けるにあたり学会発表・症例報告・認定試験などそれなりのハードルを越えなければなりません。

しかし、勉強することで新たな知識が得られ、専門性が磨かれます。

自分に投資することで仕事に還元していきましょう。

特定分野・専門分野認定の管理栄養士

日本栄養士会や各認定学会で概要や取得手順が示されているので、リンク先をご参照ください。

静脈経腸栄養(TNT-D)管理栄養士

 

特定保健指導担当管理栄養士

 

在宅訪問管理栄養士

 

食物アレルギー管理栄養士・栄養士

 

日本病態栄養専門管理栄養士

 

がん病態栄養専門管理栄養士

 

腎臓病病態栄養専門管理栄養士

 

糖尿病病態栄養専門管理栄養士

 

摂食嚥下リハビリテーション栄養専門管理栄養士

 

在宅栄養専門管理栄養士

 

日本糖尿病療養指導士

 

まとめ

これから、病院の栄養士として勤務をされている方、これから考えている方は、特定分野・専門分野認定の管理栄養士は興味をもたれる制度だと思います。

自分のスキルアップや患者様のため、自己投資は必須になります。

勤務先の病院の特徴によって、取得が望まれる分野の認定管理栄養士が変わってくると思います。

自分の興味のある分野からまずは調べてみてはいかがでしょうか。

今回、記事にまとめなかった専門分野の管理栄養士資格もあるため、今後まとめていきたいと思います。

申請条件などについては、最新の情報は、公式の学会HPをご確認ください。

2021年3月更新

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